敵側に起きた思いもよらない反乱

空間機甲科での日々、手に入れた1つの意味

ここまでの流れで見ても、セーラがとてもではないが過酷な道を歩いているのがよく分かると思います。リーズナーとして思いがけない再起を果たすことになったが、それでも彼女は自身の待遇を変えようとはしなかった。周囲に壁を作ろうとしても入ってくるその姿に、どうしても戸惑いを受けるのだった。ただ彼女の実力をはっきりと認めている女王ロッティは、セーラがこれからまた来るかもしれない襲撃において重要な戦力になると考えていた。そうして彼女との二極による陣形を演習しようとするも、セーラ自身がフォーメーションを無視する行動に出てしまうため、生徒全員が翻弄されてしまう。機体性能の差もあるが、そもそもの成績でセーラは空間機甲科の生徒たちの中でもロッティと並ぶほどに優秀な成績を叩きだしていた。

空間機甲科の生徒たちによる行動もあって、セーラは以前よりも壁を作らずに輪の中へと溶けこむようになっていく。かつて自分が持っていた日々を取り戻すよう、セーラは日々を過ごしていくがリベルタッドが戦闘による補給・修理を兼ねて立ち寄ったグォールへと立ち寄ると、そこでセーラはある一人の少女との出会いを果たす。それは自身の現パートナーでもある人形であり、ミミックの同じ名前を持つ、赤い髪の少女『エミリィ』だった。

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エミリィとエミリィ

エミリィとの邂逅前、セーラは自身のパートナーであるミミックのエミリィがいつの間にか無くなっていることに気づく。元々グォールへは降りる予定ではなかったセーラだったが、調べてみると廃棄物と一緒に処理されるかもしれないと知って、急ぎ廃棄所へと向かうのです。それと同じ頃、セーラのパートナーと同じ名前を冠しているエミリィと呼ばれる少女、彼女は以前ラルフがグラベラを襲撃した際に研究所から持ちだした研究材料として保管されていた少女だった。

彼女はある目的のため、ディーグの船から単身抜けだしてしまい、セーラ達のいるグォールへと足を伸ばす。この時セーラとエミリィ双方の目的は、人形のエミリィを見つけることだった。同じ目的のために遭遇した2人はそのままエミリィを探すために廃棄所を探す。そしてようやく見つけたエミリィを前にしてセーラも安堵するが、同じく喜びを見せるのはもう一人のエミリィと呼ばれる存在だった。どうしてかとセーラは尋ねる、そしてエミリィはこう答えたのです。

『あなたは私達に名前をつけてくれたのよ、セーラ・ウィーレック』

セーラと少女はこの時初対面だった、しかし少女はセーラによって名付けられたことを感謝していると告げる。この時セーラには何を言っているのか理解できなかったが、その時突如として兄であるラルフが現れる。ラルフはエミリィを連れ戻しに来たのだ、そして目的を達成した後はさることになるが、その際に立ちふさがった空間機甲科の生徒であり、セーラに好意を寄せていたカリスがラルフの手にかかって戦死してしまう。

身元の判明、ラルフの狂暴化

この事態の後、セーラはリベルタッドの上層部の調査によってその身元が割り当てられてしまう。ラルフ・ウィーレックの妹である彼女がどうして編入してきたのか、その目的を吐露すると正規軍へ引き渡すために一時期的に軟禁されてしまう。一方、カリスの戦死とセーラの身元が判明してしまったため、空間機甲科の生徒たちに暗雲が立ち込めてしまう。そんな中でロッティは自身の兄を殺害したラルフの妹であるセーラに対してやり場のない憤りを見せつけて、彼女に銃口を突きつける。しかしその後彼女がどうして編入してきたのか、なぜ身元を隠してまで果たしたかったのか、その目的を聞くことで彼女が自分と同じであることを自覚し、それを受け入れて和解を果たすのだった。

一方その頃、ユニオンとディーグの全面衝突となる大規模作戦が進行し、両軍が緊張状態に入る。ラルフが登場している船も例外なく戦線へと赴こうとしていたが、予想だにしなかった反乱が起こるのです。それはラルフが突如としてその牙を館内にいた人間全てに向けるのです。非戦闘員であろうともその銃口によって手にかけていき、やがて自分を利用していた艦長を人質にとって船の軌道を再びリベルタッドへと向ける。

戦闘が予測されるため、安堵するリベルタッドの面々だったがロッティは1人どこか違和感を見せている。そして彼女の危惧した通り、全てはまだ終わっていなかったのです。

今、あの作品が熱い!

クライマックスへ

物語中盤に差し掛かる頃、ここでセーラの身元が判明する事態になる。また同じように物語上におけるある事実へと繋がっていくのです。その鍵こそエミリィと呼ばれる少女と、そしてミミックであるエミリィこそが全てを紐解くキーワードとなります。彼女たちのことを調べていくに連れて、現在主力兵器として開発されたストレインの秘密、そしてグラベラに存在した秘密研究所が何を研究していたのかが、判明していく。

そしてこれらの目的が一つになった時、ラルフ・ウィーレックと呼ばれたユニオンのエースでありながら、裏切ったディーグでも反乱を起こして皆殺しを行うまでに至る理由へと直結していくのだった。

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